今回は、我が家の「電気温水器」が壊れかけて「エコキュート」へ交換しましたのでその事について記事にしてみました。
これから、同じように電気温水器からエコキュートへ交換される方の参考になれば幸いです。
エコキュートに交換しようとしたきっかけ
2022年12月に電気温水器の無料点検を受けました。
16年も経過しているためあちらこちらに不具合箇所が見つかり買い替えの提案を受けました。
既に、見積書を準備されており電気温水器とエコキュートの見積書を頂きました。
見積金額は50万から60万くらいです、決して安いものではありませんね。
不具合箇所を修理する方法もあるのはあるのですが、部品の製造がされていなかったり、修理した箇所以外が壊れる可能性が高くなり、また修理にお金がかかることになるみたいで、結局は新品に交換した方がメリットが大きいということになりました。
業者探し
年明けにインターネットでエコキュート販売会社を検索してみました。
そして、いくつかの会社に目星をつけ見積依頼をしてみました。
以下が私が見積りを依頼した業者です。
キンライサー
依頼するとお勧めの機種で早速見積書を返信いただきました。
WEBからの依頼で3000円OFFになります。
ホームページに載っている屋外用は特価で出ていましたが、送られてきた見積書の製品は屋内用のもので屋外用より5万円程高かったです。
屋外用は在庫不足で入荷未定状態であることでした。
チカラもち
「マンションの場合の、電気温水器からエコキュートへのお取替工事は、弊社では行っておりません。」
との事で断られました。
エコキュート交換専門店yhs
「エアコンの室外機の脱着作業があり弊社では対応すること
との事で断られました。
アーステック
12月に電気温水器の点検をして頂いた業者さんです。
点検をして頂いたので我が家の電気温水器の状況をご存じではありますが、信頼できる業者なのかどうかが判断できなくて見積り依頼はしませんでした。
キンライサーさんへ再度見積りの依頼
時は3月、最初の見積り依頼から2カ月が経ちました。
電気温水器の調子がだんだん悪くなってきたため、再度キンライサーさんへ在庫の問い合わせをしてみました。
すると、1月に頂いた見積書と同じメーカーで別の機種の見積書を提示されました。
更に、エコキュート補助金5万円がもらえるという情報をいただきました。
キンライサーさんと契約
結局のところ、ネットで見積り依頼をした中でキンライサーさんだけが対応可能な業者であり契約することになりました。
我が家はマンションであり、バルコニーのスペースの関係でエアコン室外機とエコキュートのヒートポンプを2段置きにしないといけないため、一戸建ての価格に比べればその分金額が高くなります。しかし、それは仕方のない事です。
キンライサーさんによる現地調査
Webで見積りして頂く時に、搬入経路、現在の電気温水器の設置状況、リモコン、ブレーカーなどの写真を送ってはいましたが、実際に現地調査が必要ということで来て頂きました。
現地調査後に最終的に見積りが確定して本契約になりました。
エコキュート設置工事
エコキュートの設置をするには今設置してる電気温水器を取り外しての交換になります。
流れは以下のとおりです。
ざっくりの流れなので細かい事は省略しています。
- 電気温水器の貯湯タンクのお湯を抜く
- 電気温水器の貯湯タンクの取り外し
- 電気温水器用リモコンの取り外し(キッチン・浴室)
- エアコン室外機の取り外し
- 2段架台の組み立て
- エコキュート貯湯タンクの取り付け
- ヒートポンプとエコキュートの接続
- エコキュート用リモコンの取り付け(キッチン・浴室)
- 電気温水器用ブレーカーの取り外しとエコキュート用ブレーカーの取り付け
- 2段架台にヒートポンプユニットとエアコン室外機を設置
- エアコンの試運転
- エコキュートの試運転
- 各蛇口からのお湯が出るかの確認
ざっとこんな感じです。
ここからは実際に設置された写真で説明します
エコキュート取付完了後
左側が貯湯タンク
右側にエアコン室外機(上)とヒートポンプユニット(下)
エアコン室外機(上)とヒートポンプユニット(下)を正面からみたところ
貯湯タンクには振れ止め金具を取りつけ
屋外用は標準ではありませんが取り付けて頂きました
最近地震多いですからね、少しだけ安心です
エコキュートはPanasonicの製品です
10年無料保証が付いています
電気使用量・電気料金の比較
やはり気になるのは電気の使用量と電気代ですね。
3月18日に工事をして頂きました。
3月18日は工事後の昼間にタンク内のお湯沸かしをしましたのでその日の電気使用量・電気料金は高くなりましたが、3月18日以降は安くなっています。
使用量のグラフを見ても分かりますが、3月も前年と比べて若干使用量が減っているのが分かります。
4月についてはかなり減っているのが分かりますね。
3月17日までは電気温水器
3月18日にエコキュートへ交換
3月18日以降は前年と比較しナイトの使用量がだいたい3分の1くらいで、総使用量は2分の1くらいになっています。
エコキュートに交換したことにより電気の使用量が減っていることがわかりますね。
そして、気になる電気料金です。
3月の電気料金は前年同月と比較すると減っていますね。
4月、5月の電気料金もぐっと減っています。
まとめ
電気温水器からエコキュートへ交換について我が家の体験談でした。
まず、悩むところは、どの業者を選ぶかというところと、どのメーカーのどの機種を選ぶかというところでした。
まず一つ目の業者選びです。
私の場合はインターネットを使って、各業者のサイトを見たり、クチコミによる評価を判断基準に選びました。
初めての方は、たぶん皆さんこの業者選びで悩まれると思います。私もそうでした。
今回キンライサーさんを選んだのは、営業の窓口の方がとても親切であったこと、工事責任者の方の説明が親切丁寧であったことですね、更にキンライサーさんは無料で10年保証が付いていることが決め手となりました。
次に、メーカーや機種選びですね。
各メーカーより、いろいろな機種が出ています。
自分で調べれる方は自分で調べて欲しい機種を選ばれたらよいと思いますが、自分で調べれない方は業者さんへ自宅の状況や希望を言って頂ければ、それに合った商品を提案して頂けると思います。
我が家の場合は、電気温水器がパナソニック製だったのでエコキュートもパナソニック製にしました。
その方が今まで使い慣れているからリモコンの操作なども気にしなくていいかなと思いました。
しかし、実際取り付けて見ると、新しい機能が付いていたりで全く一緒のリモコンではありません。
なので、結局はメーカーが変わっても、新しいリモコン操作を覚えることは必要のようです。
メーカーによって若干の機能の差はあるようですが、日常使用するうえではあまり気にしない機能の差のように感じました。
そして、なんと言っても電気の使用量、電気料金が下がる事が一番のメリットだと感じました。
エコキュートに交換するのに我が家の場合は約50万程かかりました。
我が家はマンションであり、エアコン室外機とヒートポンプユニットを2段置きにしないといけなかったのでそれ位の金額になりました。1戸建てならまだ安くなるのでしょう。
エコキュートの寿命が10年から15年くらいです
仮に10年持ったとすると
50万 ÷ 10年 = 50,000(円/年)
50,000 ÷ 12か月 = 4,166(円/月)
1カ月当り4,166円となります。
単純計算ではないかもしれませんが電気温水器とエコキュートの電気代差額が月に5,000円程安くなるならエコキュートに交換するメリットが十分あると思います。
電気温水器の時はいつ壊れるかハラハラでしたが、今では安心してお風呂に入れるようになりました。
工事をしていただいたキンライサーさんありがとうございました!
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